レッドハット社は一貫して、ソフトウェア特許が一般的にソフトウェア開発の革新の妨げになっており、オープンソース/フリーソフトウェアに反するという立場を取ってきました。レッドハット社の代表は、全米科学アカデミー、米国連邦取引委員会、米国法務省においてこの問題を取り上げました。レッドハット社は、ソフトウェア特許を認める方針を採用しないことをEUに求める申立書に署名しました。当社は、この考えを推し進めるための努力を続け、こうした取り組みの一環として、オープンソース/フリーソフトウェア共同体やソフトウェア特許に対して公的に反対を表明した独占的なベンダーと連携しています。
同時に、当社は現状の世界で活動せざるを得ず、世界は現在ソフトウェア特許を認めています。比較的少数の巨大企業が非常に多くのソフトウェア特許を抱えています。一般的に多くのソフトウェア特許には問題があり、また特許訴訟には多額の費用を要することから、当社は、こうした大量のソフトウェア特許ポートフォリオの不正使用は避けられないと考えています。
こうした不正使用に対する1つの防御は、防御のためにソフトウェア特許の対応するポートフォリオを開発することです。オープンソースと独占の両者の多くのソフトウェア会社がこの戦略を進めています。当社の利益のためにまたオープンソース共同体を守り拡大させるために、レッドハット社は同じ姿勢を取ることを選択しました。ソフトウェア特許に反対する当社の姿勢に矛盾すると感じるため、こうしたことは不本意ですが、熟慮の結果こうした姿勢を取ることになりました。
同時に、レッドハット社は、下記の約束を拡大することにより、オープンソースのリーダーやオープンソースの連携の熱心な参加者としての立場を引き続き堅持します。
承認ライセンスは、GNU General Public License v2.0、IBM Public License v1.0、Common Public License v0.5、Q Public License v1.0、Open Software License v1.1の他、レッドハット社により許諾されたオープンソースライセンスを意味します。レッドハット社は、レッドハット社のみの判断に従い、このページで公表してこのリストに追加することができます。
オープンソース/フリーソフトウェアは、承認ライセンスに基づきライセンスされたソフトウェアを意味します。
特許権は、ソースコード形式またはオブジェクトコード形式による、ソフトウェアの作成、使用、売買、販売、輸入またはその他の移転を行う権利を意味します。
レッドハット社は、Red Hat, Inc.を意味します。
ここに記載した一定の適格性や制限に従うことを条件として、ある当事者が、レッドハット社が特許を有していると解釈されるオープンソース/フリーソフトウェアについて特許権を行使した場合、レッドハット社は、こうした使用を理由としてこの当事者を相手取り特許権の侵害を主張しないことに同意します(以下「当社の約束」といいます)。当社の約束は、オープンソース/フリーソフトウェア以外のソフトウェアには及ばないので、レッドハット社が特許を有していると解釈されるオープンソース/フリーソフトウェア以外のソフトウェアについて特許権を行使する場合は、レッドハット社から許可を得なければなりません。当社の約束は、ソフトウェアの特許についてレッドハット社を相手取る特許訴訟(交差請求や反訴が含まれます)を提起した当事者には及びません。この文書によりハードウェア自体についてライセンスが認められることはありません。
当社の約束を信頼する各当事者は、当社の約束が、レッドハット社の特許が実行可能であることやレッドハット社の特許に基く権利の行使が第三者の特許などの知的財産権を侵害するものではないことを旨とする保証ではないことを認めます。レッドハット社は、知的所有権の侵害などを理由とする第三者による主張について、当社の約束を信頼する当事者に対して責任を負いません。ここに記載した当社の約束により認められた特許権を行使する条件として、信頼する当事者は、必要なその他の知的所有権がある場合にこうした知的所有権の取得について単独で責任を負います。