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Red Hat Enterprise MRG

  • Realtime

MRG Realtime

例えば一秒一刻を争う金融サービスの分野においては、数ミリ秒の遅延時間によって取引結果が変化することで、顧客を失いかねません。このような環境で競争上の優位性をもたらすのは高速でリアルタイムな処理です。

「MRG Realtime」は遅延(レイテンシ)が許されないシビアなアプリケーションの要求に対して、応答時間の予測性を高め、リアルタイム性の高いローレイテンシ(低遅延)の実行処理を可能にする、Red Hat Enterprise LinuxベースのリアルタイムOSです。Red Hat Enterprise Linuxは多くのお客様のニーズに対して、十分に高い性能とスループットを発揮しますが、遅延(レイテンシ)が許されないアプリケーションにおいては「MRG Realtime」なら、さらに高いレベルのリアルタイム性と予測性の高い応答時間を実現可能です。

MRG Realtimeは、RPMパッケージのセットで、標準のRed Hat Enterprise Linux 5のコンポーネントに対して追加(アドオン)または置き換えを行います。MRG Realtimeの導入のためには、Red Hat Enterprise Linux 5.1をあらかじめご購入・インストールしていただく必要があります。

MRG Realtimeは以下を含みます。
  • リアルタイムカーネル:Red Hat Enterprise Linux 5 のカーネルを置き換えます。
  • 構成ユーティリティ:リアルタイムチューニングのためのユーティリティです。
  • パフォーマンスモニタリングツール:チューニングのための情報を提供するリアルタイム性能のモニタリングツールです。
  • ドキュメンテーション:最適な遅延(レイテンシ)を実現するためのチューニングのためのドキュメントです。

リアルタイムの機能はLinux 2.6.24.7ベースのリアルタイムカーネルに含まれます。実行環境やシステムユーティリティ、glibcの実行ライブラリなどは通常のRed Hat Enterprise Linux 5と互換性を持ち、アプリケーションはそのままリコンパイル・変更することなく、実行可能です。

レッドハットはMRG Realtimeが将来のカーネルと互換性を保てるようにします。標準のRed Hat Enterprise Linux 5の保守(メンテナンス)のためのアップデートやフィックスがサポートされます。