A1. はい。レッドハットはRed Hat Enterprise Linuxにサーバ仮想化の機能を統合して提供しています。これにより、ひとつのRed Hat Enterprise Linuxのサブスクリプション(サブスクリプションの種類による)で、複数の仮想マシンを使ってRed Hat Enterprise Linuxを複数同時実行できるため、ハードウェア、土地代、電気 代などのコストを削減することができます。
Red Hat Enterprise Linuxでは、Linuxカーネルに搭載された標準仮想化機能「KVM(Kernel based Virtual Machine)」を利用することができます。KVMは「Red Hat Enterprise Virtualization」製品 群の基盤となる技術でゲストOSとしてRed Hat Enterprise Linux に加えて Windows 2008/2003/XPもゲストOSとして正式にサポートします。
KVMは、仮想マシンの物理サーバ間の移動機能(Live Migration)をサポートしており、サーバのアップグレードや部品等の計画保守によるOSの停止時間を 減らすことができます。以前のRed Hat Enterprise Linuxのサブスクリプション を購入されているお客様はRed Hat Enterprise Linux 5/6にアップグレードすることで仮想化機能をご利用いただけます。
A2.
ご利用の仮想化ゲスト数によってサブスクリプションが異なります。詳細は、こちらをご覧下さい。
A3. Red Hat Enterprise LinuxのKVM上ではWindows 2008/2003/XPを正式にサポートします。Xenでは完全仮想化(フルバーチャリゼーション)のモードで、 WindowsとSolarisをベストエフォートでサポートします。Xen(RHEL5のみ)の準仮想化(パラ バーチャリゼーション)のモードでは、WindowsとSolarisは利用できないことと、完全仮想化の場合においてもレッドハットでWindowsと SolarisのOSとアプリケーションに起因する問題判別ができない場合がありますことにご留意ください。また、Red Hat Enterprise Linuxの仮想化機能でWindowsとSolarisを利用する場合のソフトウェアベンダー各社のサポート、ライセンスポリシー、費用については各社にお問い合わせください。
A4. Red Hat Enterprise Linuxの仮想化機能はインテルCPUでサポートされ、KVM を利用するためには、プロセッサがIntel VTまたはAMD-Vの機能を備えている必要があります。また、Xen(RHEL5のみ)の完全仮想化も、プロセッサがIntel VTまたはAMD-Vの 機能を備えている必要があります。Xen(RHEL5のみ)の準仮想化は、ホストとゲストの環境が 一致している必要があります(両方とも32ビット、または両方とも64ビット)。 その他の制約については弊社までご相談ください。
A5. 一般的に仮想化環境のパフォーマンスはオーバヘッドを伴いますが、レッド ハットのベンチマークにおいてはSAPで実マシン性能に対して最大95%、 Oracle で実マシン性能に対して最大93%を実測しており、良好な性能とスケーラビリティを実現可能です。仮想化環境の性能とスケーラビリティに関しては以下をご 参照ください。
http://www.jp.redhat.com/virtualization/rhev/server/performance/
A6. はい。Red Hat Enterprise LinuxはVMwareのESXとESXi、マイクロソフトの Hyper-Vでハイパーバイザ上でサポートされます。
詳しくは以下のサポートマトリックス(米国)をご参照ください。
https://hardware.redhat.com/list.cgi?product=Red+Hat+Hardware+Certification&quicksearch=vmware
https://hardware.redhat.com/list.cgi?product=Red+Hat+Hardware+Certification&quicksearch=hyper-v
なお、VMware/Hyper-VとRed Hat Enterprise Linuxの仮想化機能は異なるテクノ ロジであるため、互換性はありません。
A7. Red Hat Enterprise LinuxをVMwareのゲストOSとして利用する場合は、必要な仮想マシン数に対応するのRed Hat Enterprise Linuxのサブスクリプションをご購入下さい。
詳細は、こちらをご覧下さい。
A8.
Red Hat Enterprise LinuxをVMwareのゲストOSとして利用する場合は、Red Hat Enterprise Linuxが稼働するサーバ毎(稼働する予定の サー バも含む)にサブスクリプションをご購入する必要が御座います。VMotion機能とは関係なく実行するCPUソケット数と仮想マシン数のサブスクリプションをご購入いただきます。詳細は、こちらをご覧下さい。
A9. Red Hat Enterprise Linuxは KVM、Xen(RHEL5のみ)、VMware、Hyper-V以外ではサポートされません。他のハイパバイザ上でRed Hat Enterprise Linuxを利用して問題が起きた場合には、同じ問題をサポートハードウェア上で 直接動作するRed Hat Enterprise Linuxで再現していただく必要があります。
A10. 1つのRed Hat Enterprise Linuxの購入で、複数の仮想マシンによってRed Hat Enterprise Linuxを複数顧客に提供することはできません。
なお、Webサーバやメールサーバ、独自開発したWebアプリケーションを複数顧客の複数ユーザで利用するような場合は、1つのRed Hat Enterprise Linuxの購入で複数顧客へのサービスが可能です。